はぐくむ
スタッフ
人生のパートナーとなる
新しい家族との出逢いのために
ブリーダー
久木 良太
ここにはワンちゃんが大好きなスタッフが集まっています。
もちろん「好き」だけで務まる仕事ではありません。日々、体調や栄養の管理、トリミングなどで体の清潔さを保ち、すごしやすい環境を維持しなければなりません。言葉にすると簡単ですが、ひとつ一つが集中力と繊細さを求められる大変な仕事です。少しでもおろそかにすると、親犬たちの健康が損なわれ、赤ちゃんの成長を妨げることになります。「好き」な気持ちとともに「大切にしたい」という愛情が大切なのです。
私は幼い頃からペットとすごしてきました。振り返ると、「飼う」という感覚ではなく、「共に成長し、人生を歩む」という感覚に近いものでした。私が愛情をそそいだ分だけ、ペットは寄り添ってくれる。それはパートナーと同じ感覚なのです。
Familleとは「家族」。私たちは、新しい家族との出逢いを提供しています。つまり人生のパートナーとの出逢いを提供しているのです。
赤ちゃんには、これからたくさんの愛をもらえ、愛を与えられるパートナーと出逢ってほしい。
みんながそんな気持ちで出産に立ち会い、日々、愛情を持って赤ちゃんを育てています。
ありったけの愛情を
すべての赤ちゃんに
ブリーダー
豊田 千夏
「愛情を注いではぐくんだ赤ちゃんに、幸せになってほしい」
それが私たちの原動力です。
赤ちゃんをお譲りできるのは、生後57日目以降。でもその間に、赤ちゃんは動き出し、スクスク育ちます。性格も決まります。だから私たちは「元気に、幸せになってね」と愛情を注いで、丁寧にケアをするんです。だからここで生まれ、育った赤ちゃんたちはみんな人なつこくて、明るく元気。
私たちはお客さまとしっかり話します。家族構成やライフスタイルにはじまり、ワンちゃんとどんな暮らしをイメージされているかなどもお聞きします。その中で、場合によっては、希望の赤ちゃんをお譲りできないこともあります。別の犬種をオススメすることもあります。
すべては「幸せになってほしい」という思いから。それはつまり、お客さまに「ワンちゃんと幸せな日々をすごしてほしい」という思いでもあります。
訪問された際は、ぜひいろんなお話をお聞かせください。私たちは赤ちゃんとその家族の、私たちだけが知っているお話をたくさんさせていただきます。みなさんにお逢いできるのを楽しみにしています。
どの子もみんな
自分の子どものように大切
赤ちゃん部屋担当
山本 美津子
私は赤ちゃん担当です。赤ちゃん専用の部屋で、決まった時間にミルクをあげ、体重を量ったり、からだを清潔に保ったりというケアをしています。出産が重なったときにはみんなが手伝ってくれるので、とても助かっています。生後すぐの赤ちゃんに触れられるのは、私たちの特権でもありますね。みんなかわいくて、自分の子どものような気持ちで愛情を注いでいます。
実は以前はブリーダーに良い印象を持っておらず、「納得できなければすぐに辞めよう」と思っていたんです。でも、その思いは初日に消えました。Familleは、みんなが愛情を持って仕事をしているのがわかったからです。みんな、ワンちゃんが大好き。自分の家族のように、大切に触れあって、はぐくんでいるんです。私もそれを見習って、負けじと赤ちゃんたちにありったけの愛情をそそいでいます。それだけに、新しい家族と出逢えて、ここを出ていくときはとても寂しいですね。
ここで働き始めて、いつかここで生まれて、みんなに愛情をもらってはぐくまれた赤ちゃんを、私の家族に迎えるのが私の目標になりました。
トリミングは
幸せになれる時間
トリマー
村田 和代
トリミングを担当しています。見学では多くの方が親犬や兄弟と一緒に会われます。きれいに清潔にして、新しい家族と出逢ってほしいですから、「良い家族と出逢えるといいね」と思いながら、丁寧にトリミングします。
また、親犬には最低でも月に1度はトリミングと爪のケアを行います。全頭に名前が付けられており、名前を呼びながらキレイにしてあげると、みんな気持ちよさそうな顔をしてくれます。私にとってトリミングは、とても幸せな時間なんです。
これほどトリミングや身の回りのケアをしているブリーダーは珍しいかもしれませんね。Familleは、創業者がトリマー。ちゃんとケアしてあげることで皮膚病が防げ、体調不良などに気づいてあげることもできると考えているのです。そうやって親犬の健康をしっかり保っているからこそ、生まれる赤ちゃんも元気で明るい子が多いんです。
このこだわりは、とても素晴らしいと思っています。私は引退した親犬を家族として迎えています。赤ちゃんはもちろん、この場所で育ったなら、親犬も元気でずっと一緒にいられるはずですから。